NanoPi NEOって、高さ的には少し高いのだけども40×40mm□な上にマルチコアなので、ちょいとCPUパワー欲しいけどRaspiじゃね(電源食うし)…と言うときにちょうどよく~、と、私個人的には思ってました。もっとも、FriendlyARMサイトを見にいくと、どんどこ新しいボードがリリースされていて愛しの?NanoPi NEOは端へ端へと押しやられていってることも、もちろん知ってはいたんですけどね。
と言うわけで、今回は他のボードを探さねばならんのですが、パフォーマンス的にはBBBクラス、クロック1GHzシングルコアの、価格的にもRaspi Zero WHしか必然的に店頭で入手できる候補がない。ARM11なのでBBBより遅いですが…。
USB hostが今回はmustなので、mbedでは候補が?で選択できず、致し方ないかというところ。
PiZeroW、サイズはまぁまぁなんですがね…。
と言うわけで、調達してきたは良いけど、なにせラズパイなので、ビデオとキーボードとマウスをつなげてconfigすることが前提で、一応headlessセットアップもwebに記載があるんだけど、それでやるには、dhcpなネットワークでWi-Fi使ってネットワークログインしないとならない。
いつも思うんだけど、どうしてラズパイは確実にコンソールとして使えるシリアルの用意がないのだろう…。GPIOにUART割り当てはあるけどoverlay設定してからじゃないと使えないでしょ?てことは、何とかして一度はログインしないとなんない、他の端末で/bootにある設定を書き換えて済ませられない限りは。
と、愚痴ってても仕方ないので、stretchイメージを拾ってきて、ssidとパスフレーズだけ書いたwpa_supplicant.confを作って、/boot/sshをtouchしてsshログインできるようにして起動してみるが、dhcpに開けてあるIPエリアに見つからない。
「あれー、wpa_supplicant.conf間違えたか?」と思いつつ、microSDを引っこ抜いて、コンソールにしてるpi3でマウントして、microSD内のファイルシステムにあるsyslogを見てみると、どうやらssidとパスフレーズだけ書いたwpa_supplicant.confではあかんようで、Wi-FIが立ち上がってない。
ログ曰くではctrl_interfaceを、ちゃんと/var/run/wpa_supplicantを指すように記述してやらないとならないようだ。
改めてmicroSDをPi Zero WHに戻して起動、ようやく、Wi-Fi側からログインできるようになりました。
さて、UARTを有効にして、コンソールをそっちに動かさないと…。
先にraspi-configでserialを有効にしておき、それでもBTと競合しているとのことなのでpi3-miniuart-btをoverlayするようにして再起動…、OK!、UARTにつなげたUART-USBを使って、PiZeroWにログインできました。
さ、これで来週は金工とハンダ付けじゃ。でもそれはお仕事なので、こちらには掲載できませんです。
最終的にはethernetも必要な構想なので、どうするか考えておかないとね…。USBにはつながるものが決まっていて、かつハブ経由ではダメだろうと思うので、USB-ethernetは使えない。
やっぱり、NanoPi NEOを改めて調達、かな…。