2022年5月22日日曜日

rock64日本語環境短縮メモ、その後…。

 ayufan 0.11.2、…

 やはり、重くて重くてやってられない…。ので、スパッと諦めてarmbianに乗り換える事にした。先にも書いたとおりで、Linux5以降は、デフォルトではHDMI-VGAアダプタをサポートできる設定になっていない。xrandrを使ってデフォルト周波数を変更する、と言う対策がarmbian.comにも掲載されているけど、インストール都度はやってられない(覚えてられない)。もちろん新たなblogネタには良いのだけど…。
試して無いので、多分、という参考記事を、念のため(備忘のため)記録。

https://forum.armbian.com/topic/18881-fix-black-screen-blinking-flickering-with-hdmi-vga-adapter/

ということで、HDMI-VGAアダプタを使わなくて済むよう、HDMIディスプレイを調達することになる、ので、とにかく安かったのを調達。15.6"で1280x800対応、ということになっているけど、ディスプレイしてみるとさらに上の解像度、1080P以外はうまく同期してくれない。まぁ、それはそれで良いので、armbian21.08.1、これが多分このボードをサポートしている最終版、をセットアップ。

 そして新たな問題…。

インストール時点では問題なさそうなのだけども、upgradeしてセキュリティパッチなど導入したあと rebootすると、bullseyeでもfocalでも、ブートしてくれない。正確に言うと、u-bootの過程、/scripts/local-blockのところで、UUIDで指定されているHDDパーティションが見えない、として、initramfsのCUIに落ちる。

USB3.0な外付けHDDを使って起動しており、少なくとも、イメージをetcherで書き込みインストール終わるまでは問題なく、そのままならrebootもokだったのだけども、upgradeしてしまうと止まる。

う〜ん、と悩みつつ、USB3 HDDをUSB2ポートにつなぐと動く(起動する)。

USB2 HDDでUSB2ポートで起動し、USB3ポートにUSB3 HDDをつなぐと全体が止まる。抜いても復旧しない。

USB3ポートにUSB2 HDDをつなぐ場合は問題ない。ってことは、USB3ポートもUSB2として使う分には問題ない。

 これって、なにかモジュールが足りてないんじゃないの?と思ったのだけども、起動後ロードされているドライバを見たとき、initramfsに抜けていた可能性があるのはuasだけ、しかしそれをinitramfs -uして再起動しても状況は変わらない。

ということは、Linux5.15.25の時点では、rock64のUSB3はチャンとはサポートされてない、と言うことなんだね、と、割りきることとして(あぁ、ayufan様…)、USB2 HDDをUSB3ポートにつないでセットアップ続行、して、ようやくarmbian21.08.1が動き出し、諸般の再設定を行って、ここに至っております。


2022年5月6日金曜日

rock64日本語環境短縮メモ

 このボードもeolになって久しく、その前に、なるべくkernel新しくしておきたいなと思っていたのだけども。
Armbianは21.いくつか、これには5.15とか16とかあるものの、これらのカーネルはCUIでは問題ないのだけどGUIでは、HDMI-VGAアダプタを使っていると古いモニタで表示できない周波数が使われる問題がある。Raspi系では対応されているみたいだけどarmbianではできてない。そういうわけで、ayufanに頼ることになるのだけども、こちらももう更新されておらず、かつpre-releaseの0.11系はbootできず、私が使える環境下では0.10.12が最終、ということのようだ。

で、いつも感謝絶えないayufanはEUの方なので、当然日本語環境にはなっておらず、セットアップ後、私が使いたいのはfcitxなのにっ!という苦難がなぜかいつも待っている。なお、gnomeじゃなくて、focal & xfce4をいつも使ってます。

とにかくインストールするもの:

  fcitxとfcitx-mozcかfcitx-anthy、mozcでもanthyでもどっちでも良いけど歴史的経緯でうちにはanthyだけな物が多い。これに、fcitx-frontend-gtk2とgtk3を追加すれば大抵使えるようになっているように思うのだけども、実は0.10.12をクリーン状態でセットアップしたのはこれが初めてで、これだけではちゃんと動いてくれずに一日悩む結果に。

そもそも、xfce4では、そのままではログイン時にfcitx自体立ち上がってくれないので、fcitx-autostartをどこかですることになるんだが、それやってもコントローラ?(入力モード切り替えとか表示とかしてくれてる奴)が立ち上がってくれない。

fcitx-diagnoseしながら追加したのはつぎのパッケージ。

libgtk-3-bin、これだけじゃなくてgtk-query-immodules-3-0と2-0をマニュアルで/usr/bin/にsymlink。
fcitx-ui-classic

ここまでインストールして使えるようになったようだ。たぶん、fcitx-ui-classicがキーなんかな?と云うところまでは確認してない。

これでとりあえずは5.6.0…。このカーネルではgpuも効いてないようだし、HDMIなモニタにするべきか、それともボードを替えるべきか、悩む今日この頃。