2019年8月10日土曜日

カメラをいじる・下準備編

その昔手に入れて放置されてるMTV-54K0DN、これ、NTSC出力に加えてBT.656出せます。
最近、ビデオカメラ関連のお仕事が中心になってることもあり、その中でこれやっとかないとダメだよね、という技術があるんです。そこに手をかけておきたいんです。
まずはこのカメラ、とりあえずアナログビデオ系につなげば何か出る、ということで…

JP1に、モニタと電源、付属のケーブルでつなげてやります。ケーブルは切りっぱなしになってるんで、RCAとACアダプタ用のコネクタ付けてやります(右写真)。
ビデオ用の小型のLCDも、このカメラと同じくDC12Vで動いてくれるので、同時に供給してやります。

で、電源入れてやると、あっさり写ります。

右下にチョロッとカメラモジュール自体写ってます。別項NanoPIにHDDつないで試験中を写してみたものですが、ご覧のとおりでだいぶ白いので、AWBくらいは効かせてやる必要がありそうで、arduino使ってやれば、USBアナログビデオキャプチャと組み合わせるとか、色々それはそれで楽しめそうです。が、ここではもう少し先に取り組む必要があります。そうです、直接デジタルで取りこみしてその先XXX。

さて、そこに進むために、BT.656をどうキャプチャするかがなかなか悩みどころ。FPGA使えば取り込みはできそうですが、SoC内蔵品じゃないと、その後の処理系にどうやって取り込んだ絵を渡すのかで悩みます。つまり、USBで接続する事が簡単には行きません。
具合が良い?事に、STのSTM32F4xx、これ、評価用としてボードが多数出回っていて、arduino uno用のシールドを共有することもできたりするし、しかも、書き込みするためのマイコンも、のちに分割可能な形でワンボード化されていてかつ安価。ということで、F4xxで、カメラI/Fが搭載されているF446 nucleoを使ってみようと思います。

MTV-54K0DNは、BT.656は10ピンフレキで出力されているため、それをどうnucleoにつなぐかというポイントがありますが、それ用?と思うくらいちょうど良い変換基板がありますんで、それで解決。

ということで、ハードウエア的な準備は万端。

マイコンIDEですが、x86な環境は死滅状態と言っても良いくらいなので、mbedかな…。再び死蔵することになるかもしれませんが、ここから先はまたの機会に。